アンティークジュエリー展2020

アンティークジュエリーの楽しみ方

美術品などと言ってしまうと鑑賞するもの、収集するものなどとイメージされる方も多いかもしれませんが、
本来は身に着けて楽しむために作られたもの。使ってこそ意味があると思います。
現代のジュエリーはかなりトレンドを意識して作られるものが多いので、
物によっては数年でトレンドからずれてしまい、
身に着けるのを躊躇してしまうようなことも少なくありません。
しかし長い年月を経てきたアンティークジュエリーには、流行を超えた普遍的な美があります。
だからちょっとした着け方の基本をマスターしてしまえばどんな時代にも変わることなく楽しむことができるのです。
本来なら美術館で鑑賞するような美しいものを、いつも自分の身に着けて楽しめるなんてとても素晴らしいことだと思います。

マルカジット アール・デコ リング

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オニキスとメノウの色の対比、曲線と直線を組み合わせたアール・デコを代表するデザインの指輪。(1930年頃　イギリス)

アクアマリン ブローチ

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良質のアクアマリンを菱形にカットして中央に置き、その上下左右に天然真珠をあしらい、オールドヨーロピアンカットのダイヤモンドで繋いだとてもエレガントなブローチ。(1910年頃　イギリス)

パール ダイヤモンド ブローチ

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パンジーの花の下に、吹き上がる水の流れを表現した優雅なデザインのペンダントブローチ。(1890年頃　イギリス)

ピクエ ブローチ

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非常に珍しいデザインのブローチ。｢蝶｣は復活や長寿を表し、ギリシャ神話の中ではプシュケという永遠の命を授かった女神を示します。(1880年頃　イギリス)

パール アメジスト リング

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低く抑えられた台座の中央部にアメジストを置き、周囲を天然真珠のハーフパールで取り囲んだビクトリア時代を代表するデザインの指輪。(1890年頃　イギリス)

オパール スネーク リング

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｢永遠、復活｣を表す蛇の頭に大きなオパールを置き、目にはルビーを埋め込んだアール・ヌーヴォー期独特の世界観が感じられる指輪。(1890年頃　フランス)

マルカジット エナメル ブローチ兼ネックレス

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赤いストールを巻いた女性の横顔を、陰影を付け絵画のように表現したエナメルのペンダント。(1890年頃　ベルギー)

マルカジット シェル イヤリング

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銀の台座の表面に黄鉄鉱と真珠をあしらい、貝のデザインに仕立てた存在感のあるクリップ式イヤリング。(1940年頃　イギリス)

サンゴ ブローチ

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良質の地中海サンゴを使用し、体の動きに合わせて揺れるようにデザインされたエレガントなブローチ。(1880年頃　イタリア)

ミニアチュール ネックレス

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ミニアチュールと呼ばれる細密画を大小3点組み合わせたゴージャスなネックレス。今ではなかなか見る事の出来ない博物館クラスの逸品。(1880年頃　フランス)

シェル カメオ ブレスレット

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ヘルメット貝に彫られた見事なカメオを、7点あしらったシンプルですっきりとした作りのブレスレット。(1890年頃　イギリス)

※アンティークの商品は全て一点物につき、売り切れの際は御容赦ください。

『イギリスを中心にヨーロッパ、アメリカで買付けた
｢普段使いの出来るアンティークジュエリー｣約200点を一堂にご紹介いたします。
皆様の御来店を心よりお待ち申し上げます。』

◆プロフィール◆
大学卒業後、海外を舞台に仕事がしたいと、ジュエリーの専門商社に入社。 GIA G.G.(米国宝石学会宝石鑑定士)を取得。大手百貨店部門にて勤務した後、新設のアンティークジュエリー課の主任となり、女性バイヤーとして活躍後、2002年に独立。G.G.であるがゆえの見識眼をもって、より美しく着けやすい、生涯寄り添うことの出来る上質で麗しいアンティークジュエリーを探し続け世界中を駆け巡る。